歯科関連トピックスニュースブログ/DentistリアルタイムNews速報blog: 虫歯(むし歯)アーカイブブログ   
岩手県(盛岡市)発の、歯の話題を中心に病気に関するニュース、トピックス、雑学を掲載している歯科ブログです。歯や口の病気だけでなく、全身疾患についての再診情報を提供します。

虫歯(むし歯)の最近のブログ記事

 平成23年3月22日の「これが世界のスーパードクター14」(TBS)で最新虫歯歯科治療が紹介されました。
 虫歯を溶かして削る「カリソルブ」と、虫歯を殺菌するセメント「ドックベストセメント」です。
 当院では、ドックベストセメントの使用頻度は高く、カリソルブの使用頻度は少なくなっています。
 詳細については、Doc's Best Cement(ドックベストセメント)削らない無痛虫歯治療法で確認してください。
 菅野助教らは、虫歯菌や歯周病菌など4種類の口腔内細菌と過酸化水素の水溶液に、目に見える波長のレーザー光を照射。
  強い殺菌作用のある物質「活性酸素」の一種を発生させ、3分以内に99・99%以上の菌を死滅させたという。人体への影響はないとみられ、治療が難しい歯周病の奥深い病巣を殺菌することなどへの応用が期待される。  私の推測では、目に見えるレーザーは380-780nm(400-700nmとのいわれる)の間にあるので、半導体レーザー(655~2000nm)、アルゴンレーザー(488nm)、ネオジムヤグレーザー(1064nm)、ストレート・エルビウムヤグレーザー(2940nm)、炭酸ガスレーザー(10600nm)、ヘリウムネオンレーザー(632nm)なので、製作会社を考えると半導体レーザー(ダイオードレーザー)であると推測されます。
  また、活性酸素は、狭い意味では、一重項酸素、過酸化水素、ヒドロキシラジカル、スーパーオキシドの4つを活性酸素と呼んでいるが、問題はH2O2がどのように変化するかである。
  オゾン療法や次亜塩素酸療法や酸性水なども同じ原理で、酸化力が作る殺菌力であろうと思われる。
  過酸化水素は分解して、活性酸素とフリーラジカルができますが、カタラーゼ反応と思います。消毒薬程度の濃度というのは3%程度、そこにレーザーを使う意味が分からないのです。過酸化水素は熱により反応が促進され、チンダル現象も起こしますが、今回のはレーザーの光によりフリーラジカルを安定的に促進させるために使うものと推測します
  当院でも、殺菌水とレーザーを使った歯周病治療は10年以上前から行っており、非常に効果が出ているので、この研究は後押しとなりそうです。
また、これをヒントに、良い方法を発見しましたので、自分で試して実験してみます。

 2008年に、米国環境保護庁によって、銅が殺菌力があるという表示をしても良いという認可がおりました。これは、金属としては初めてです。
 銅や銅合金の表面では、メチシリン耐性ブドウ球菌(MRSA)等を含む病原菌に対して、2時間以内で99.9%殺菌することが証明されたのです。
 銅の殺菌作用が、感染防止に役立つことが出来ればいいと思います。
 最近では、銅を使ったマスクなども開発され、インフルエンザ対策のいちやくをかっています。
 また、歯科領域では、ドックベストセメントというセメントが、銅イオンを出し続けるために、殺菌し続け、虫歯にならないということで、脚光を浴びています。
 当院でも使用してみて、操作性は悪いのですが、非常に殺菌力の高い材料で、削らないむし歯治療として有名ですが、虫歯だけでなく根管治療で、成功を収めいます。

Dog's Best Cement(ドックベストセメント)法というものがあります。これは、虫歯を削れば神経にいってしまう場合などに、虫歯を削らずに、中をセメントで修復するものです。
痛みもなく、1年後には、残した虫歯が歯に変わります。
痛くない虫歯治療として、3MIX法というものがありましたが、 1.3mixは、固まらない。 2.抗菌作用が、翌日にはなくなるので、抗菌力が持続しない。3.抗生剤のために、アレルギーへの不安がある。 4.操作と薬剤の管理が困難である。という理由で使わなくなっていました。
ドッグベストセメントは、 1.セメントなので、硬い。 2.抗菌力が持続する。 3. 薬ではなく天然ミネラルのため、安全である。 4.操作も管理も簡単である。という理由で、使っています。
治療費、料金は?と聞かれると困るのですが、セメントの価格はけっこうします。しかし、当院では、患者さんから費用はいただいておりません。患者さんから、費用をいただく場合は、全部自由診療になります。自由診療と保険診療を一緒に行うと、混合診療となり、現在では認められてません。レーザー治療もそうですが、別に費用はいただけません。
但し、ドックベストセメントを使って欲しいといわれた時が、困るのです。
日本で、認可されていないものを使う時は、患者さんの了承を得て、自由診療扱いになりますので、私としては、黙ってこそっと使いたいものです。
良い治療は、どんどん行いたいものです。