虫歯についての最近のブログ記事

CO(要観察歯)と呼ばれるものと思います。
むし歯の診断は、主に視診で行われます。その次に触診、さらにレントゲン検査やレーザー機器を使って総合的に判断されます。また、その人がむし歯になりやすいかどうかが大きな要因です。
その歯の治療が必要かどうかは、歯科医師の判断に委ねられます。
個人的には、歯はできるだけ削らずにしたいなと考えております。
治療しないで予防では収入は得られませんが、大事な歯です。大切にしましょう。
疑わしくは、治療する方が安易でいいかもしれません。患者さんの中には他の歯科医院に行ったら、むし歯があったなどという人もいます。はたして、治療する方が名医でしょうか?
ところで、COとは、歯の溝が黒くなったり、歯の表面が白くなったりするものです。一生懸命ブラッシングをしたり、正しい予防法で十分回復致しますので、健全な歯を残すためにがんばってみましょう。

自分のむし歯の数が多いかどうかという事は、厚生労働省で行われている歯科疾患実態調査から見てみましょう。
よく用いられる指標にむし歯有病率(罹患率)や処置歯率やDMFT(永久歯の一人平均のむし歯の数)があります。
今回はDMFT指数を参考にしてみました。
下のグラフを見ていただき自分の年齢と本数を見ていただきたいと思います。
D:Decayed teeth の略=永久歯のう歯で未処置のもの
M:Missing teeth の略=永久歯のう歯が原因で抜去したもの
F:Filled teeth の略=永久歯のう歯で処置を完了したもの
上の3つの合計した本数です。どうでしたでしょうか?

平成11年歯科疾患実態調査DMFT指数の表(EXCEL)

むし歯の成り方について説明します。
■虫歯のメカニズム(虫歯について)
口腔内(お口の中)は、温度が一定で水分も有り、食べ物も容易に見つけることが出来るので、細菌にとっては誠に生活のし易い楽園だと言えます。特に、歯のお手入れを面倒がる方などは、彼らにとって神様以外の何様でも有りません。そのくせ、恩を仇で返すようなことを平気でやらかします、ですから皆様はそのような彼らに対して毅然とした態度で臨まなくては成りません。ではまず最初に、敵を知るところから始めましょう。
虫歯はどうして起こる? (虫歯を作る4つの原因)
世界中で最も虫歯に成り易い人はどのような人だと思いますか?答えは、甘いものが大好きで1日中それらを食べていているのに歯磨きをしたことの無い小さなお子様です。と言いますのも、虫歯が出来るためには、ある程度の条件が必要なのです。まず、虫歯菌が沢山いること。(細菌の数と種類)次に、砂糖やでんぷんなどを頻繁に食べ、お口の中に細菌の餌と成るものが絶えず有ること。(食べ物の種類・食事の回数)そして、歯が弱いこと。(歯の強度)
この4つの条件を満たしたとき、虫歯は簡単に出来てきます。
しかし逆に言えば、この中のどれか1つでも欠けると虫歯はできません。でも、虫歯菌をゼロにすることも、お口の中を常に100%きれいに保ったり中性に保つことも、酸に溶けない歯を手に入れることも全て不可能です。ですから、それぞれを出来る限り虫歯にかかりにくい方向に持って行くことが出来れば、その中の1つが虫歯にかかりやすい方向に傾いてもすぐに虫歯にかかることは有りません。
例えば、チョコレートを沢山食べても、歯磨きをきっちりして虫歯菌を減らしてしまえば大丈夫、と言うことです。(でも歯磨きの習慣は身に付いていても、上手に磨けてなければ虫歯になります、これ落とし穴です。)では、それぞれの4つについて虫歯予防の対策を立ててみましょう

う蝕の進行度は C0~C4で表します。

う蝕の進行度を C0~C4で表します。
 C0 : むし歯になる前兆です。
              う蝕前病変とか、要観察歯ともいわれます。歯は白濁している状態で、この
              段階で十分に手入れをすればむし歯に進行せずにすみます。
       C1: 表面のエナメル質が溶け始めた浅いむし歯。
              ほとんど痛みはありません。この段階での治療は、フッ化ジアミン銀による
              進行阻止か、むし歯の部分を削除して修復材をつめるという、比較的簡単
              な治療ですみます。
       C2 : むし歯が進行し、象牙質まで達したもの。
              象牙質はエナメル質ほど硬くないので進行が早く、むし歯の穴が歯髄に近
              づくにつれて、冷たい物がしみるようになります。
              治療はC1の場合とほぼ同じですが、深いものは歯髄を保護する処置が必要
              になります。
              また、穴が大きくなっているものでは型を採って金属などの詰め物(インレーなど)
              を作り、これを装着します。
       C3 : う蝕が歯髄まで達したもの。
              C2で冷たいものがしみていたのが、次第に熱いものに痛みを感じるように
              なり、その痛みの持続時間が長くなってくるとこの状態に近づいていると考
              えられます。
              むし歯が歯髄炎を起こすと、何もしなくてもズキズキ痛むようになり、歯髄を
              取り除く処置を行わないと痛みを抑えることはできません。
              さらに炎症が進行すると歯髄は死んでしまいます。
              歯髄が死ぬとばい菌が歯髄腔を通って根の先端部に病巣を作ります。
              歯を噛み合せたときに、歯の根の先あたりに痛みを感じるようになります。
              これが進行すると激しい痛みが続くようになり、根の病巣が大きくなると歯グキ
              が腫れたり膿が出てきたりします。
              C3以上に進行した虫歯の治療には「根管治療」といわれる歯の根の治療
              が必要です。
              根管治療後は歯が非常にもろくなりますので、クラウンなどの「かぶせ」を装着
              することになります。
        C4 : 歯冠のほとんどが崩壊したもの
              歯冠部がほんどなくなり、根だけが残っている状態です。
              歯の根を使って「さし歯」にするのに十分な健全歯質が残っていればC3の場合と
              同じように「根管治療」を行い、残った根を使って土台を作りさし歯を装着します。
              しかし、健全な歯質が残り少なかったり、根の先の病巣が非常に大きくなっている
              場合には「抜歯」になるということもあります。

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