歯科治療が面白い

歯科の治療には最新機器がそろっている。診断から治療まで多種あります。
診断にはむし歯を調べるレーザーもある。昔と同じ方法でむし歯を調べ、さらにレーザーで治療が必要かどうかも判断するのである。不必要な治療をさける方法の一つである。
当院では治療内容が10年前とは大きく変わっています。10年前はむし歯の治療がほとんどでしたが、現在は歯槽膿漏の方が増えています。
10年前はブラッシング指導と歯石除去だけだったものが、レーザーの出現で内容が様変わりした。
レーザーは骨を溶かす毒素を不活性化させることができるために、予後も良くなり抜かなくてはならない歯も何とか残せる場合もある。
但し、無理に残しても患者さんが健診を怠りダメになる場合も少なくない。なんと残念なことだろう。
大抵その時には抜歯が必要となるのだが、自分が悪いことは百も承知していると思っていた。
しかしそうでもない。こちらはその歯が再度残らないか試行錯誤して最良の方法を考えるのだが、納得がいかない場合もあるようだ。
特に被せてある歯などは、それをはずすとどうにもならない場合がある。経過を見ながら10年以上も残っている歯もある。
しかし、だめになるとはずさなかったから悪くなったなどと、愚痴をいう患者さんもいる。
なんと哀れでかわいそうな事だろうか。私はそんな患者さんでも許している。
でもそのような患者さんは幸せにはならないだろう。
人を幸せにして、健康を保つことが医師の努めであるが、結果的に人を不幸にする場合もある。
多種多様な人間関係と最新機器、どこに信頼をおいて診療を進めるか、これからの歯科の時代は心の治療も必要なのかもしれない。

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このページは、tusidadcが2006年6月13日 06:22に書いたブログ記事です。

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