歯科自費治療の契約書について

医科歯科大で2種 開業医皮膚科で11種の歯科金属アレルギー反応がでたため12本のインレーとクラウンをセラミックに変える治療をします。慢性皮膚炎のほか腸炎、自律神経失調症、関節痛、副鼻腔炎などがあり必要な治療と考えています。見積もりは総額105万円で、次回契約書を交わします。
ただ、この先生の治療を受けるのは今回初めてで、信頼しているのですが、技術内容等納得いく治療をしていただけるのか、今現在はまだ確信がもてません。また、契約書の内容はサンプルをみただけですが、治療部位、金額、治療内容(セラミックインレー、セラミッククラウンと記述)支払方法(分割、一括、ローン)同意の確認、署名などで治療終了後の保証、期間などの記述はないようです。
もし治療を中止したくなった場合、契約書をかわすと不可能なのでしょうか。治療していないものについても支払い義務がおきるのでしょうか。また、治療後の保証や期間について記載していただいたほうが良いでしょうか。宜しくお願いします。
始めに保険診療の診療契約については、患者さんが保険証を提示した時に自動的に結ばれます。
このことは民法の準委任契約と呼ばれるものです。医療機関はこれによって患者さんに保険診療を行えることになります。保険診療は患者さんと保険者(市町村・健保組合・社会保険事務所等)、医療機関と保険者と結ぶものであり、患者さんと医療機関と直接契約されるものではありませんが、患者さんが保険診療を求めたときに医療機関と自動的に契約されるものと考えていいと思います。
ところで自費診療の契約については保険診療とはまったく異なり、患者さんと医療機関の契約になります。しかし、消費者契約法の対象とも考えにくい現状です。あくまで医療の一環として保険診療ではまかなえない部分を自費診療で行うということです。契約書がなくても合意のもとで診療が進められる場合も少なくはありません。
先日、私の娘が○○スーパーでめがねを作りました。普通に使用していたのですが1か月で根元からひびが入りました。保障の対象になりませんので「全額修理代をいただきます」ということでレンズを交換しました。どう思いますか。
同様にご質問の件ですが、口腔内は日々変化致します。顎の動きや唾液の分泌量他、患者さんの健康状態まで予測できるものではありません。また、なんらかの事故で前歯をぶつけるかもしれません。責任の所在がわかりません。 よって、単純にものとしての考え方はできず、何年間保証しますというものは医療の現場としては難しいかもしれません。
しかし、医療機関と患者さんの契約ですので自由に設定ができます。記述にある中断した場合の費用、装着後の契約なども説明していただき、契約書にその旨の記載を必要と考えるならば、記載していただいた上で診療を開始すればあとあと納得できると思います。 それから、通常診療開始前の費用についてですが、開始前であれば大きな費用は発生しないと思われます。
回答になったかどうかわかりませんが、いずれ納得して診療を開始することが重要と思いますので、納得できたなら後は信頼して治療を進められたらどうでしょうか。患者さん側から見た信頼とは、対応も含め納得できる診療が受けられる、医療機関側からみた信頼とは予約等を守るなどルールを遵守することと思います。金属アレルギーで冠をかぶせるとなると自費診療の材料がほとんどで大変ですが、早く健康になりますようお祈り申し上げております。